銅管ヘッダー工法の特長とメリット

 1.衛生的

銅管だけの特性、微量金属作用で抗菌効果。

 2.地球環境にやさしい

銅管は、製造や輸送、施工などのプロセスでCO2の総排出量が比較的少なく地球温暖化防止に有効。リサイクル性に優れ、環境ホルモンとも無縁です

配管材のCO2排出量の比較
管種 CO2原単位
[kg-C/kg]
単位長さ当りの重量
[kg/m](20A)
単位長さ当りのCO2排出量
[kg-C/m]
配管用炭素鋼鋼管 0.89 1.68 1.50
硬質塩化ビニールライニング鋼管 0.61 1.82 1.11
ステンレス鋼管 1.62 0.529 0.86
銅管(Mタイプ) 1.30 0.487 0.63

 3.10A(Φ12.7)被覆銅管を採用!

湯待ち時間を短縮。節水にも有効。施工も容易。(被覆銅管についての詳しい情報はこちらをご参照下さい)

 4.火なし継手を採用で安全で簡単施工!

施工性が大幅にアップ。だれでも簡単施工。従来の先分岐工法に比べ施工効率が優れています。

さらに、25mコイルを使用することにより、曲げ部分は手曲げまたはパイプベンダーを使用し継手を少なくできます。

継手についての詳しい情報はこちらをご参照下さい

5.少ない工具で施工ができます

銅管は施工に必要な工具が少なくてすみ、油も不要できれいに作業ができます。

6.運搬が楽です

被覆銅管の25mコイルは直径900mmであり、ライトバンで容易に運搬できます。

7.軽量です

15A被覆銅管は25mコイルで約10kg、鉄管の1/3の重量であり、積み込みや持ち運びが楽です。

8.一人で作業できます

銅管は、一人で寸法を測ってその場で切断、接合作業ができます。

9.雨の日でも室内で作業ができます。

ネジ切り機のような油や切粉の処理はなく、騒音で周囲への気がねも心配ありません。

また、雨の日でも作業ができるので効率的です。

10.リサイクル性に富んだ有価金属です

 給水用に使用されている管材の中で、他の管種の場合は処分するのにコストがかかりますが、銅管の場合は有価金属として回収、再資源化されますので資源の有効活用の面からも貢献している金属といえます。

また、ロー付けしたものでも混合屑として回収可能です。

地球資源の有効利用ができるリサイクル性、銅はまさに『エコ』マテリアルです。

11.流量変動が小さい

従来の工法では、メーターから遠いところほど流量が落ちる傾向がありましたが、ヘッダー分岐により水栓同時使用時の流量変動が小さくなります。

12.湯待ち時間が短く、節水にも有効

ヘッダーから直接細径の被覆銅管で配管するので、従来の配管システムと比べ湯待ち時間を2/3程度短縮することが出来ます。節水にも有効です。

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