銅は経時的にそれを覆う皮膜が変化し、減耗量も少なくなると聞きましたが・・・?

ご質問

銅は経時的にそれを覆う皮膜が変化し、減耗量も少なくなると聞きましたが・・・?


お答え

 アメリカの規格協会が行った2年、7年、20年の銅の年間平均減耗量に関する研究結果があります。

 これによると、皮膜が安定するまでの初期には銅の溶出量が比較的多く、その後は安定することが分かります。安定した緑青が生じた後も、銅の溶出が全く進行しないわけではないのですが、その量は極めて少なく問題ありません。

| 戻る |

Copyright 一般社団法人日本銅センター