銅管は高価すぎると思っていませんか。銅管は意外に安い配管材です。
被覆銅管と他の管材との材料費および工事費を「機械設備工事積算基準(平成9年版)」に基づき比較すると下のグラフになります。
被覆銅管は、新たな保温工事が不要ですので塩化ビニールライニング鋼管(SGP-VB)やステンレス鋼鋼管(SUS-TPD)より材工単価が低く、コスト削減が図れます。
給湯には銅管を採用するのが一般的ですから、給水にも銅管を使用すれば施工効率もアップしてさらに経済的になります。しかもメンテナンスが不要で耐久性があり、ほとんど破損等の事故もありません。
また、樹脂管のさや管工法の場合ヘッダーと給水栓を1:1で接続するのが一般的で、そのため銅管を用いた場合より配管が長くなり実際には下図よりさらにコスト差が生じるものと考えます。
つまり材工コスト、ランニングコストが安く、衛生的。経済性と耐久性、安全性が加わって快適生活を支えます。